「指定訪問看護はるか」管理者です。
「はるか」も開設から早5か月が経過しました。
最近では「どのようなサービスを受けることができますか?」とのお問い合わせをいただくことも増え、嬉しい反面、
「訪問看護」がどのようなサービスであるかまでは、世に浸透していないんだなと感じております。
そこで、本日は「指定訪問看護はるか」が「どのようなサービス提供」に取り組んでいるのかについて、一部ですがご紹介させていただきたいと思います。
<症状の強い統合失調症のご利用者様の場合>
不安を吐き出していただく為に、まずはお話を伺います。
しかし、単にお話を伺うだけでは、その方の不安や悩みは改善しにくいことが多いです。
私たちはご利用者様が精神的な症状やこれに伴う不安から少しでも離れられるよう、
ご本人だけでなくご家族様を交えたレクリエーションや近隣散策などを行い、不安に影響されない健康な時間を作ることを目指しています。
何かに集中したり、家から出て気分転換を行うことで非常にすっきりとした表情を見せてくださいます。
<気分の安定しない双極性感情障害のご利用者様の場合>
日々、気分に変調を認め周囲の方々とのコミュニケーションもままならぬ状態にお悩みでしたが・・・
1.主治医と密な連携を取り、処方内容を見直していただく。
2.睡眠・気分のモニタリングシートを導入し、日々の変化を可視化する。
3.周囲の方々と上手に距離が取れるように就労先と連携し、トラブルとなりやすいお相手との物理的距離を調整する。
処方変更や生活リズムの客観視等から、徐々に睡眠状況が改善されました。
気分の不安定さも軽減し、対人関係にも良い影響が出始めているご様子です。
<予期不安の強いご利用者様の場合>
不安が強く、最初の一歩が踏み出せずにお悩みでしたが・・・・やはり、生活には「適度な刺激」が必要です。
ご自宅でお話を伺うだけでは、なかなか状況は改善に向きにくいということで・・・
ご利用者様と一緒に「通うことができそうな通所先」を探すことから始め、まずは看護師が下見へ向かいました。
実際の雰囲気をご利用者様へお伝えしたところ、「行ってみよう」とお考えいただけるようになり、通所を開始することができました。
私達「指定訪問看護はるか」は、精神科訪問看護へ重点的に取り組んでおります。
精神科訪問を行う看護師には、「ご利用者様の悩みを感じ取る力」「悩みに柔軟に対応できる知識・経験・行動力」が必要になります。
指定訪問看護はるかに所属する看護師は様々な診療科に加え、精神科での経験を積んだ看護師のみが所属しており、皆様と信頼関係を築きながら、
ご利用者様一人ひとりの「健康的な側面」を少しでも大きくし、「悠々とした時間」をお過ごしいただけるよう、ケアを提供いたします。
飯能市はもちろん、青梅市・羽村市・瑞穂町にお住いの方も
「美杉台 指定訪問看護はるか」へお気軽にご相談ください。