先日、どろんこ会様主催 正しく知ろう!障害のある子供たちへの「性教育」講座 へ 参加させていただきました。
改めて向き合うと、無意識に避けてしまっていた問題であると再認識いたしました。
生理的欲求であるにも関わらず、「触れてはいけないこと」である印象が強いですよね。
日本人は「無宗教」または「無信仰」が多いとされていますが、クリスマスやお正月のように「宗教」が生活に全く影響がないわけでもなく・・・
「性的な問題」を口にし難くなっている状況も、仏教での「五戒」の影響があるのでしょうか?
学校での授業でも さらーっ と、終わってしまった印象しかなく、本当の意味で「どのように対処すべきなのか」は、知る術が少ないような気がします。
今になって思うことは 「性に関する問題」と「税に関する問題」は、もっとピックアップされるべき内容であるということですが
最近では 「セイシル」といった、抵抗なく学びを得ることが出来るようなサイトをオープンして下さっている事業者さんもあり、非常に勉強になります。
画像は私たちが行っている「性に関する研修会」資料の一部です。
精神・発達に関連した訪問を主サービスとしている事業者として、少しでもお役に立つことができればと思いますが、尊厳や気恥ずかしさから、お話しいただくこと自体に勇気が必要な問題でもあります。
外部研修に参加させていただいたり、新たな学びを自分なりに嚙み砕きながら再考するうちに
いつか、この問題にも良い答えを持つことが出来るような訪問看護事業者になりたいと考えることができました。
開設3年目に入り、徐々にペースを掴みつつありますが、弊所理念である「悠々とした人生をともに考える」を忘れることなく、支援に取り組んでまいります。
本年も宜しくお願いいたします。